日本名: 鮪赤身【Maguro-akami】 英名: Tuna
マグロは昔から日本人に親しまれてきた魚ですが、生息域は日本近海にとどまらず世界中の海を泳ぎ回っています。マグロは硬骨魚類と呼ばれる硬い背骨を持つ魚でも最大級を誇る大きさで、種類によっては3メートルを超えるものもいます。1年を通して世界中の海から捕獲・入荷されているのではっきりした旬はありませんが、日本では10月から正月頃までの比較的寒い時期のものが旬とされます。現代だと大トロ、中トロを食べる習慣がありますが、江戸時代は猫でも食べない魚の部位とされていました。戦後海外の方達が好んで脂の乗った魚を食べた以降新しい文化が出来ました。
マグロは大抵の魚同様ビタミンB群が豊富です。ビタミンB群は皮膚や粘膜の健康維持に効果的ですし、その他にもナイアシンと呼ばれる成分が含まれていてこちらも老化予防に役立つと言われています。
マグロにはDHA・EPA・鉄分・タウリンなど血液にいい成分が多いので、血液から健康になれます。特に「血合い」とも呼ばれるマグロの骨に近い部分には効果が高いです。ただし血香りが強いためそのまま食べる事は無く香りを消すための料理にします。